2017/02/01知床博物館特別展にヒグマ対策ゴミステーションを展示しています
第38回 知床博物館特別展「ヒグマ その現在、過去、未来 ~知床半島ヒグマ管理計画の改定に向けて~」が開催中です。
期間は平成29年2月1日(水)~平成29年3月31日(金)
入場料無料(特別展のみ)です。
ヒグマの生態や性質についての展示や、昨今ヒグマとの軋轢が問題となっていますが、その対策の1つとして、ヒグマ対策ゴミステーション「とれんベア」が展示されています。
実際に、ウトロで使用されており、その効果から、さらに広範囲の設置が期待されています。
北海道ヒグマ保護管理計画の中でも、軋轢への対策として、「誘因物の管理」が入っています。誘因物とは単にヒグマが食べる農作物や加工残さだけでなく、人間の出す生ゴミも、ヒグマをおびき寄せる誘因物になるのです。調味された味は、ヒグマを変貌させ、生ゴミに執着するようになり、ヒグマと人間のトラブルを引き起こす原因となるのです。